佐賀純一「いま老人たちが重い口を開く 戦火の記憶」(1994年、筑摩書房)より

“観測兵 北満からパラオへ”~前島喜代次さんの証言~
 
※佐賀純一さんは1941年茨城県生まれ。慶応大医学部卒の医師。1994年当時、土浦市で開業。30歳の時から20年あまり、身近な人から暮らしの話を聞き集めて記録し、それを集成した著作をいくつか出版している。本作もそのうちの一つで、彼の何人かの患者さんから聞き取った戦争体験談を収録してある。
※前島喜代次さんは1921年生まれ。宇都宮22連隊砲兵部隊所属。チチハル~パラオと転戦する。証言の全部を紹介してみました。慰安婦・慰安所に関する部分もあります。
 
 
 
以上、佐賀純一「いま老人たちが重い口を開く 戦火の記憶」(1994年、筑摩書房)P161-184より引用しました。